荒城

[Intro Instrumental] [Verse 1] 春こうろうの花の宴、 サカズキに月の影が浮かび上がる。 ちよを超えた松が枝からこぼれる光、 かつての栄華、今はどこに。 [Chorus 1] 荒城のよわの月、変わらぬ光、 誰のために今も輝くのか。 ただかきねに残るかずら、松に歌うは嵐、 過ぎ去った時を語る静かな声。 [Verse 2] 秋のこせんじょう、しもが静寂を纏う、 空を行くカリの鳴き声、数えきれず。 地に突き刺さるつるぎ、やぶれたつわものの影、 彼らの命の輝き、今はどこに。 [Bridge] 天上の月影は変わらずに、 世の中の栄枯を静かに見守る。 悠久の時間を越えても、 こうじょうの月は語り続ける。 [Chorus 2] こうじょうのよわの月、変わらぬ光、 誰のために今も輝くのか。 ただかきねに残るかずら、松に歌うは嵐、 過ぎ去った時を語る静かな声。 [Chorus 3] こうじょうのよわの月、変わらぬ光、 誰のために今も輝くのか。 ただかきねに残るかずら、松に歌うは嵐、 過ぎ去った時を語る静かな声。 [Ending Instrumental]